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カスタマーレビュー ![]()
解釈は読み手次第
(2008-12-12)
この作品の評価は非常に難しい。
最終回が謎賭けみたいになってるから。
人によって良い方悪い方にとらえるかと思います。
良い悪いは千差万別なのであえて好きなところ嫌いなところを
挙げると(注:ネタばれあります。)
好きだったところ:鬼頭先生の描くキャラは魅力的でヴィジュアル的にかわいい。
絵がシンプルに見えてこっており、竜の子のデザインもかっこ良かったです。
嫌いなところ:性描写と竜の子のリンク者がキツイ死に方をしているところ
(グロ系を好む方は大丈夫かと思いますが)また主人公であるシイナの運命があんまりでした。
父子家庭で育ち母とは関係がギクシャク。姉がいたがおそらく自殺(乙姫)
友達のひろちゃんに父が殺されかけ、ホシ丸がひろちゃんを絞殺した事に
よって助けてもらったり、父はシイナを守る為戦死。
母とは最後和解するが暴徒によって射殺されたり、
鶴丸君(彼も最後は暴徒に射殺、妊娠させた女5人以上(だった気がする)の無責任男)と
性交した時に妊娠した子と未来に託す、、てな感じで終わっておりますが
これじゃあシイナがかわいそ過ぎです。
それに彼女は地球とリンクしており地球の陰陽の2極に分けた
陽側の能力を持ってるのですから最後ぐらいは良い能力を使い、
お母さんと仲良く鶴丸君との子を育てるぐらいの最終回にして欲しかったです。
最後は地球とリンクしている陰側のクリさんによって地球滅亡。
シイナが使った能力と言えば瞬間移動の能力だけ。
ずっと特別扱いされてたのに派手な能力は一度も使わず
周りのリンク者はすべて死亡。
見方によってはシイナは元凶とも見えます。
ただ重い、酷いそれだけです。
害悪
(2008-07-13)
この『なるたる』、正直なところ、僕には評価し難い作品です。
これは、良いか悪いかで言ったら、悪でしょう。僕はそう思います。
問題のラストシーンなぞ、エヴァンゲリオンを思わせるところもありましたが、あれと比べることは出来ません。なぜならなるたるの起承転結には、作者の思想が一貫してあり、その上で結の部分には、答えがあります。これは単なる差ではなく、決定的な差だと思います。
三島由紀夫は、世の母親たちが、子供の教育のために例えばモーツァルトのような高尚な音楽を聴かせたがるのに対して、「芸術こそ毒である」と書きました。
彼は、芸術とは高尚になればなるほど、毒であり、危険だと書き残しています。
この作品を諸手を挙げて賞賛する事なんて出来ない話です。
しかし、これは現代の漫画を見渡したとき、類をみない高尚な芸術だと思います。ゆえに星5つをつけたいと思います。
人を貶め称える物語
(2008-03-16)
とにかく至る場面で人の汚なさが描かれていて、読んでいて目を背けたくなるのですが、
その後ろめたさこそ筆者が感じていたこと、表現したかったことなのかもしれません。
登場人物の多くに、歪んだ面がありながらその一方でより正当であろうとする心持ちが見られます。
これはそういった人たちが中心に充てられた物語です。
デフォルメされた人に投影されている元の人格が狭い範囲のものなので、
これらを人の全体とするのは釈然としない部分もあるかと思います。
ただ、そういったことを含めていろいろ思いを巡らせるきっかけになるのであれば、
これはよい物語だと思います。
広げた風呂敷のすべては畳めなかった
(2008-03-12)
どう結末をつけるのか、非常に楽しみしていた。
リアルタイムの連載を見ていたわけではないので
単行本でまとめて読んだ。
当時の掲示板や、色んな記事を読むと
散々な感想の最終話だが
広げた風呂敷を全て畳んでいる作品など稀ではなかろうか。
作者が畳めるところは畳んだ。
これ、かなりの許容範囲内じゃなかろうか。
「竜」「竜の子」「乙姫」といった
意味不明だった物体の答えは一応出してるし
最終話に至るまでは
結構、楽しませてもらえましたよ。
作者が追い求める
「魂」というシステム
「魂の容れ物」としての体
これが、今後の作品で
どう展開されていくのか、そっちを見届けたい。
動物の「魂」は、「記憶回路(脳)」に。
植物の「魂」は、「細胞の核」自体に宿っている
と、私は考えているが、はたして、この作者は?????
詰め込み感は否めないが…
(2007-03-07)
なかなかおもしろい話だったと思う。でも、できればもう少しキャラの話や関係性をきちんと描いてほしかった…。曖昧な点が多い…。『世界なんか壊れちゃえばいいのになぁ』『創り直せないかなぁ』なんて思ってる人には必見☆ちなみに私は最後のシーンはあまり好きではない。それなら少し前のページ(クリとの二人のシーン)で終わってほしかった…。



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