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仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

鈴木 敏夫

岩波書店

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グループ:Book

ランキング:3805

価格:¥ 777

発売日:2008-07

通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー Amazon Rating

へぇ、ふう〜ん Amazon Rating (2008-11-29)
タイトル通り、ジブリのプロデューサーでもある著者による、スタジオジブリの製作現場の実態を綴った本です。
あれだけ、毎年のように、趣向の違うヒット作を出すジブリだけに、一体、宮崎駿、高畑勲を始めとする製作陣は、どのような日々を送っているんだろうと知りたくなるのが人情というものですが、それを、興味深く、知らしめてくれます。意外というか、逆に、やはりというべきか、皆さん、個性的なんだなあと、思わず、ニヤリとしてしまいました。
また、亡くなられた徳間書店社長ら、彼らを取り巻く経営側のエピソードも知れて、こちらは、映画業界を取り巻く裏話として、面白く読めます。
ヒット作、話題作を生み出すには、やはり、皆、相応の人物なんだなと、エピソードの1つ1つに、へぇ、ふぅ〜んと思いながら読める本でした。

仕事が道楽であることの 幸福感 Amazon Rating (2008-10-03)
 ジブリというと 高畑と宮崎の二人の顔しか浮かばなかった僕として 本書は大変勉強になった。

 ジブリの映画は もはや伝説的だ。「風の谷のナウシカ」の頃からのファンとして ここ10年のジブリ映画の人気振りには 正直戸惑いも感じる。
 例えば「もののけ姫」のような難解な作品が 興行記録を塗り替えるような事態は 今思い起こすと俄かに信じられない話だ。「もののけ姫」後の 連戦連勝振りは 凄まじく、スピルバーグですら敵わないという話も 先日読んだ「宮崎アニメはなぜあたる」の通りだ。

 そういうジブリの商業面を支えている鈴木という方の存在が大きいということが本書を読んで良く分かった。

 しかし ジブリで働く人たちは いい意味でマッドな人達である。「仕事道楽」とは良く付けた題名だ。道楽が仕事であることの 幸福感が 本書の明るさの底辺に流れている。

個性的な人たちとの仕事のしかた Amazon Rating (2008-09-27)
スタジオジブリで高畑勲さんや宮崎駿さんと、プロデューサーという立場で仕事に関わってきた鈴木敏夫さんが、自分が関わってきた仕事を振りけりつつ、一緒に仕事をし印象に残った方々や自身の仕事のやり方など語っています。

やはり、印象的なのは高畑さんや宮崎さんとの仕事の話。
お二人は非常に個性的。鈴木さんは面白おかしく二人とのやり取りを描いていますが、実際に普段の業務で自分が接していたとしたら、ここまで一緒にできたかどうか(多分無理!)。
この二人以外にも尾形英夫さん(元アニメージュ編集長)や徳間書店前社長・徳間康快さんなど個性的な人たちにもまれて仕事をしてきた様子が描かれています。

一般的に、物事を前に進める人というのは、あまり周りに気をつかいません(人間的に気を使わない人、と言うわけではないのですが)。特にモノを制作する人たちにはそのような性向が強くあると思います。そのため周りの人は振り回されて、ストレスを感じることも多いのではないでしょうか。
そういった人たちと付き合いつつ、仕事を楽しんでいる鈴木さんのスタンスは非常に特異ではあると思いますが、参考になることも多いです。

どんな本よりも、ジブリの仕事の進み方、やり方が非常にわかりやすく、生々しく描かれている本だと思います。
面白いです。

正直、鈴木さんは「やっぱり凄い人だな」と思った。 Amazon Rating (2008-09-10)
この本では、鈴木プロデューサーがスタジオジブリ設立に至る経緯や、高畑・宮崎両監督との関わりを具体的に語っている。何が「凄い」かというと、「無私のパワー」である。というのは、鈴木さんは「アニメージュ」創刊前まで全くアニメ映画について知らなかったそうだが、高畑・宮崎氏と出会ってから、2人と話を通じさせる為に、彼らの愛読書や好きな映画を鈴木さんも見たり読んだりしていたという。例え内容があまり分からなかったとしても。また、当初朝から明け方近くまで働く宮崎監督と少しでも打ち解けようと、鈴木さんも毎日同じ時間スタジオに滞在していたそうだ。この「無私の行為」のもたらしたものは、とても大きかった。「相手に対して誠実に挑む」姿勢は「凄いなあ!鈴木さん!」の一言に尽きる。

聞き書きは共著にするべきだ Amazon Rating (2008-08-31)
最近、鈴木敏夫氏もメディアへの露出が増えて来た。そして、ついに岩波新書である。と言ってもインタビューをライターがまとめたものだ。岩波新書でもこんなことするのね。私は初めてだけど、他にもあるのだろう。ただ、鈴木敏夫の単著になっているのに違和感を感じた。『セブンイヤーズインジャパン』ストイコビッチ著 翻訳者なし(祥伝社黄金文庫)というのをひどいなと思っていたが、岩波でもするなら悪口は言えない。実際読んでみると、さすがに読みやすい。話し言葉と書き言葉はこんなに違う物かと認識を新たにした。とにかくスラスラ読める。宮崎駿のファンなので、スラスラと楽しく読んだ。

内容は鈴木氏の回顧録。テレビのインタビューや、DVDの『もののけ姫はこうして生まれた』などで聞いたり、どこかで読んだような話が多いのだが、いわば一時代を作ったチームの歴史なのだから、なかなか興味深いエピソードがいっぱい。思想とか体系とかはあまりないが、理屈っぽいのは宮崎氏や高畑氏にまかせればいいので、彼はこう言う本が向いているのかも知れない。

ジブリのアニメのファン(私はジブリファンと言うより、宮崎ファン)が暇つぶしに読むには最適。お薦めします。

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